こんなん書きました。

日々の雑感をつらつらと。あるいは手に入れたアイテムのオススメなポイント、運用方法などをご紹介してみたり。

さりげなくも便利な「するするタケちゃん」というアイテム。

長らくメーカー側でも欠品していたという、SMITHの「するするタケちゃん」。

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これが3年ぶりだかで再生産された、という話を聞きつけ、新宿の量販店で購入してきた。
リールに巻いたラインの先端に装着し、スプールに巻き付けておくことで、ラインがほどけてしまうのを防ぐ、というアイテム。
 

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「するするタケちゃん」の構造はシンプルだ。
ゴム紐の片側に“自動ハリス止め”が縫い止めてあるだけ。
仕組みはカンタンなので自作できそうなものだけど、ここの強度を出すのが難しくて、諦めた。買った方が早い。

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まずは渓流や管釣りで使ってるフライリールに。
ティペットが細くても自動ハリス止めのサイズもまた小さいので、問題なく止まる。
フライラインは重いので、ガイドを通すときに気を抜くと、ずるずると滑ってそれまでの苦労が水の泡に、なんてことがよくある。そのため、ティペットの先端を通すのではなく、フライラインのところを折ってそこを通す、というのがセオリーになっているのだけれど、「するするタケちゃん」なら、これを持って通していくことで、そんな苦労をせずに済む。
フライリールにはラインクリップなんてついてないものばかりだし、フライな人ほど便利に思いそうなんだけど、使っている人を見たことがない。
「するするタケちゃん」にはSとMという2種類の長さがあり、カラーはイエロー、オレンジ、ピンクの3種類。
ホントはオレンジのMが欲しかったんだけど、売ってたのはイエローのSだけ。
これは#3のラインを巻いた比較的小さめのリール。
それでもやっぱりSだと長さがギリギリだった。
フライリールに使うなら、迷わずMでいいと思う。

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で。
次は最近、ここ数年、活躍の場を失っていた「CALDIA KIX」。このリールはサイズ違いの複数のスプールを持ってていくつか使い分けてるんだけれども、そのうちのひとつ、「2508」なスプールのラインクリップが経年劣化で割れ、脱落してしまった。
そんなときこそ、この「するするタケちゃん」の出番。
この製品のスゴいのは、ハリス止めの隙間にひっかけておくことでいちいちスナップを外さなくても、ちゃんとラインが止められる、っていう点。
スプールに設えられたラインクリップを使うと、半端な長さのときにその先端が邪魔になったりもするんだけど、これならそんなイライラも起こらない。
ラインクリップがたとえ壊れてなかったとしても、これを使う価値はある。
お店の売価で450円~500円。3本入り。
オススメよ?

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