こんなん書きました。

日々の雑感をつらつらと。あるいは手に入れたアイテムのオススメなポイント、運用方法などをご紹介してみたり。

外出時におけるモバイル機器の充電あれこれ。

取材でも旅行でも、お出かけPCを持って行くようなときは、Ankerの6口なUSB電源アダプター「Anker PowerPort 6」を持って行く。
AnkerのUSBアダプターは最初に発売された4口のものから使い続けていて、4→4→6→10と買った。
最初の4口はうち2つ、それも1と3だけが2Aの急速充電に対応しているという変則的かつ分かりづらい仕様で、4口ぜんぶが急速充電対応になったときに、買い換え。
その後、4ではやっぱり足らない、と6、さらに10へと買いつないだ。
現在では「Anker PowerPort 10」は自宅、「Anker PowerPort 6」が外出用と、使い分けている。
さすがに今のところ、自宅でも10口全部を同時に使い切ることはない。

そもそもなんでこんなにUSBの口が必要なのか、というと。
Bluetoothヘッドフォン、モバイルバッテリー、Wi-Fiルーター代わりに使ってる先代スマートフォン「TORQUE G02」、そしてWindowsタブレットPCに、7~8インチサイズのAndroidタブレット
これらみんなmicroUSBなケーブルで充電する仕様なのだ。
さらにUSB type-Cなメインのスマートフォン「TORQUE G03」もある。
アダプタが6口、出先に持って行く可能性のある機械がこれだけ、となると、これがなかなかややこしい。
6本のケーブルを挿しっぱなしのまま持ち運んでいる、というのもあるけれど、抜き差ししているうちに、どのケーブルが空いてるのかがわかりにくくなってくるのだな。

f:id:MUN_JP:20180103205855j:plain

「Anker PowerPort 6」と上海問屋の各色ケーブル、そしてi-BUFFALOの「ACアダプター用タップ」。お出かけ電源セットの一部

で、その解決法として、私はケーブルの色をぜんぶ変え、さらにそれぞれの色ごとにつなぐ機械を決めることにした。
たとえば、Bluetoothヘッドフォンは黄、タブレットPCは青、モバイルバッテリーは緑、とか、そんな感じ。
各機器を充電するときの混乱は一気に解消した。
これは選択肢の多いmicroUSBケーブルならではの方法。
type-CやLightningの場合、ケーブル自体を色分けするのは現状ではまだ難しいので、変換アダプターを用いるのがいいだろう。
メインで使っているスマートフォン「TORQUE G03」がまさにUSB type-Cなので、データ通信用のケーブルのほかにmicroUSB→type-Cへの変換アダプターを手に入れてあり、充電のときはこれを活用することが多い。
microUSBからtype-Cへの変換アダプターは私が買った当時はあんまり選択肢がなくてAnkerの製品を選んだけれど、今はもっと安いのがいっぱい売られているみたいね。
それだけtype-C対応機器が増えた、ということなのだろう。

ついでに、と言ってはアレだけれども。
愛用のデジタルカメラOLYMPUS「OM-D E-M5 Mk II」用のバッテリー「BLN-1」をmicro USBから2個同時に充電できるアダプタも導入したので、6口の持つ威力はさらに効果を発揮しつつある。
USB電源アダプターの口数は、多いにこしたことはないのだ。

f:id:MUN_JP:20180103210234j:plain

一方、たとえばストロボ用のeneloopや、サブで使っているコンパクトカメラのバッテリーなどは、充電器をコンセントに直で差す必要があり、これらはUSB電源アダプターでは未だ代用ができていない。
それに対し、たとえばショーイベントのプレスルームだとか、宿泊先のホテルだとか、コンセントの数が豊富に使えるとは限らないのも問題だ。
こんなときに便利なのが、USB電源アダプターとコンセントの間に噛ませることが可能なi-BUFFALOの「ACアダプター用タップ」。
電気製品の電源コードにはいわゆる「メガネ型」と呼ばれるものがことのほか多い。
AnkerのUSB電源アダプターもこのタイプ。
で、i-BUFFALOの「ACアダプター用タップ」は、機器本来の電源コードと本体のあいだに挟む形式で使う、中間ケーブル的なACタップなのだ。
これの素晴らしいのは、USB電源アダプターの直近にコンセントを増設できる、という点。
バッテリーチャージャーなど、コンセントに直でつなぐ機械を机の下に潜り込んだりする必要もなく、卓上で手軽に使用することが可能になるわけだ。
プレスルームなど、もともと卓上にコンセントが用意されている場合は、20cmくらいの短い電源コードと組み合わせることで、さらに利便性は向上する。
電源コンセントの向きが使いづらいときは、極小の電源タップを併用することもある。これも地味に便利。

f:id:MUN_JP:20180103210153j:plain

f:id:MUN_JP:20180103210219j:plain

i-BUFFALO「ACアダプター用タップ」とサンワサプライの超便利な20cmの電源コード。それにYazawaの「極小コーナータップ」

私の場合は今のところ出かけるのは国内ばっかりなので、これだけを揃えておくと、少なくとも国内のどんな場所に行っても電源周りで困ることはまず起こらない。
海外の場合は、コンセントの形状の問題が出てくるけれど、今は変換アダプターもいっぱいあるし、行く先が決まっているなら、その国に会わせたメガネ型の電源コードを用意していけば、荷物を少し減らすことができるんじゃないだろうか。